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日産GT-Rの品格

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 日産GT-Rの発表がされ、もはや恒例となったチーフエンジニアである水野さんの演説を聴いた。日産GT-Rの進化はものすごく、隙のない仕上がりには感嘆するしかない。その波及効果は、日産の工場までも進化させている。GT-Rが混在されて生産される栃木工場のラインでは、水野さんの品質へのこだわりがいい意味で波及効果を得て、他のクルマの品質までもアップしたそうだ。

 そんなこんなで、GT-Rはもはや日産のブランドでもある優秀なクルマだ。だけど、記者発表会でどうしても水野さんの発言を聞いていると、優れたことをしている人なのに、どうしてなんだろう? と、思ってしまう発言が飛び出す。今回の会見場でも「こんなところで言ったらいけないのだろうけど、ニュルで7分18秒だというクルマは、レーシングカーもどきで、わずか500台くらいしか売らない限定車。そんなクルマの7分18秒台に意味があるのか」とぶちまける。暗にポルシェ911GT2 RSを批判しているのだろう。そんな他を批判するような発言を聞くたびに、GT-Rへの尊敬や憧れの思いは僕の中で冷めていった。

 なにかとポルシェと比較されることが多いのだと思うのだけれど、全力で否定する姿には少々閉口してしまう。よほど、ポルシェに何かされたことがあるのか、それとも極度なコンプレックスなのかとさえ思ってしまうのだ。こういうスーパーカーは、ライバルがあるからこそ、お互いが切磋琢磨して進化する。その進化の過程にある情熱や想いに共感しファンになる。

 ライバルの否定は、見ていておもしろくないし美しくない。お互いを尊重するからこそ、自らを鍛える糧になるのではないだろうか? 否定してしまっては、ライバルではなく、憎しみをもった敵になってしまう。なぜ、敵視してしまうのだろうか・・・。あまりに言葉が過ぎると、せっかくのGT-Rのブランドが歪み、日産の品格さえ疑われる。GT-Rは水野さんだけのものではないだろうに・・・。

 話は変わるが、日産GT-Rは我々メディア側に対しても敵意を向けていた経緯がある。水野さんが認めないメディアや、GT-Rに否定的なメディアに対して情報を制限するというやり方だ。そういう手法は、業界内でも敵を作ってきたようだ。他を否定するのに、自分が否定されることは極端に嫌う。こういったことで、日産広報部もとばっちりを受け批判の対象になった。

 さて、こんなことを書いていると、当然、制裁措置としてボクもGT-Rの情報を制限されるのだろうなぁ。でも、やっぱり、日産の顔となる人は品格を失ってはいけない! と、部外者だけどそう思う。

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by corism | 2010-10-21 15:08 | 新車・中古車



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